放射性物質(粉)がつきやすい(溜まりやすい)箇所

先日、学校のプール掃除の前と後の測定を依頼され、知人から測定器を借りて駆けつけました。

我が家には測定器がありませんので、この機会にと、プール以外の場所も測りました。児童が好きそうな遊具付近とか、集まりそうな場所とか、いろんな場所を測定して、分かったことをご報告いたします。


プールサイド=ざらざらのコンクリートは、特に数値が高く、驚愕。
デッキブラシ、ケルヒャーで掃除した後の数値は最初の半分になったが、後日、掃除をやり直すことになった。


児童に人気の遊具、ブランコは座面、着地面のマットの数値高い。マットを取り除くことが被ばくを避けるのに有効と思われる。


校庭沿いの歩道の数値が高い。タイルのメジの部分に付着した粉は雨でも流れず、こびり付いてしまっている模様。
この歩道は少し傾斜になっており、傾斜の下の部分が最も数値が高い。
ココは、デッキブラシを使って丁寧に掃除するしかなさそう。(児童の通行場所でなければ、まずは立ち入り禁止にしておきたいところだが)

滑り台の下、鉄棒の下も数値が高かった。
また、木製のアスレチック風の遊具は、一部朽ちていて、その裂け目に溜まった粉は厄介だ。朽ちた切り口部分の数値が高かった。

石垣のざらざらにも、粉が付着。数値はプールサイドほどではないが、高い。
他に、コケ、芝、草が生い茂った場所の数値も高い。

以上、簡単ではありますが、画像でみると分かりやすいと思いましてアップしてみました。

粉のつきやすい素材、場所があり、溜まりやすい位置があり、それらが分かってくると、掃除のし甲斐がありそうです。

タイルや岩は擦れば落ちそうですが、コケや芝は扱いにくいですね。。。

おなじコンクリート素材でも、ざらざら、でこぼこは要注意です。

それから、我が家など雨樋からの水が流れでてくる場所。これは、とても高かったです。
それでも、土とコンクリではコンクリートの方がより高い数値がでるような傾向※がありました。
(※この時点で。その後、雨、嵐による洗い流し効果で逆転現象→コンクリート面の数値が下がる)

学校では、掃除できるところはするしかないですが、難しい素材、場所の場合は、一先ず近寄らないように、土いじりをしないように児童へ注意を促すとか。。。簡単に対処できるコトもたくさんあるように感じました。

これから学校を測定したり、ご自宅を清掃される時のご参考になれば幸いです。

※ちなみに、借りてきた測定器はガンマー線、ベータ線を拾うタイプでした。

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