村田町の沼辺地区公民館に於いて、有機栽培農業者・理学博士 三田常吉、さえ子ご夫妻による講演がありました。前日に宮城県のサイトで発表されたばかりの汚染マップなどを使いなが、放射能について、内部被曝を避ける必要性について、稲わらの問題などていねいなお話でした。
また講演の後の座談会で七ケ宿町の浄水場の汚泥から放射性物質が多量に含まれていたことから、水道の汚染が心配だという話が出されましたが、ACROでの調査でも水道水自体からは検出限界値以下だったことが報告されました。
国のものも含め情報が錯綜するなか一番大事なことは「自分の身は自分で守る」ということではないか、という話があり散会しました。
年配の方が多く参加されていましたがその意識の高さに驚きました。別の市の講演会のように年寄りだからもう何も気にしない。煙草の方が害がある、などという方はいませんでした。本気で子供を守ろうとするなら大人だって年寄りだってこの後、何年も健康でいて欲しいと思います。