小さな市を始めました

川崎の街中で農業をしております、びいなすふぁあむの大森といいます。なかなか、川崎の状況がお伝えできず、申し訳ありませんでした。

仙南地区の中では、比較的空間線量が低いと言われている川崎町。そのせいか、放射能のことについては、役場で定期的に子供関係の施設で空間線量を測定している以外、特別な動きはないようでです。

とはいえ、長期にわたる低線量の外部被ばくや、内部被ばくのことは、子供たちにとっては重要な問題ですし、これからは子供自身が自分で自分を守る意識を持って、向き合っていかなければならないことには変わりありません。

放射能のことを正しく理解し、できるだけその害を受けない日々の暮らし方、食べ方を子供たちが学ぶ機会を作りたいと思っています。また、原発を生み出し、存在し続けさせてしまう、私たち自身の暮らしや産業の在り方にも目を向けてほしいと願っています。

原発を必要としない生き方をと、自然と共にある、エネルギー消費の少ない、循環型の暮らし、自給を基本にし、それぞれが自立し必要な時に助け合う、そんな社会の在り方を夢に描いて、仕事の傍ら農の暮らしを紹介するイベントなどをしてきました。一過性のイベントでなく、日常的に継続して、子供たちの未来のために活動はできないかと考え、小さな市を毎月最終土曜日にやることにしました。物を買うだけでない、工作や農作業の体験ができたり、昔ながらの遊びを通じて子供と触れ合ったり、手づくりのゲームで体を使ったり、放射能のことを話せる場があったり、そんな場所にしていくつもりでいます。

今回8月27日は、生けすのニジマスを掴んで、さばいて、焼くまでの体験や、竹笛・おもちゃ作り、炭入りクッキーや炭入りこんにゃくの試食、関西のNECO projectさんからの原発いらないの缶バッヂなどがあります。詳しくは、うちのブログをご覧いただければ、と思います。びいなすふぁあむの野良便り:http://venusfarm-omori.blog.so-net.ne.jp です。

始めたばかりで、スタッフも少なく、至らないことも多いですが、やりながら仲間を増やし、楽しいものにみんなで創っていきたいと思いますので、足を運んでいただければ。一緒に市を作ってくださる方も探していますので、よろしくお願いします。

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