武田邦彦氏講演会

 本日、白石市のしんきんホール(仙南信用金庫本店3階)で仙南信用金庫・仙南ひまわり会主催による武田邦彦氏の講演会が開催されました。
 通路も観客でいっぱいでした。演題は「地震、原発、環境について」でした。
(質疑応答の時に写真を取ろうと思ったのですが質疑応答の時間は無かったので写真はありません)

(2011/12/07追記:武田邦彦氏のブログで関連があると思われる項目にリンクをかけました)
講演の内容の一部を以下に列挙します。

  • 世界の原子力発電の数430基、そのうち日本の原子力発電は54基、そのうち壊れたことのあるもの24基
  • 万が一の場合、原発が壊れることがある、というが震度6の地震を経験した日本の原発は全て壊れた
  • 人は言いくるめられても、科学は言いくるめることはできない。事実は変わらない
  • 原発事故が起こったら命は助かっても先祖伝来の土地は100年失う
  • 大人が事実を受け止めないと子供を守れない
  • 1.5mSv/年(自然放射線)+1mSv/年=2.5mSv/年を被曝の限度とするようにするべきだ
  • 1年5mSvの被曝を超えると白血病が増える
  • 子供の健康を守るために第1に必要なものは線量マップ。1日の生活の中で少しでも線量の少ない場所で過ごす時間をできるだけ増やし線量の高いところをできるだけ減らすようにするべき
  • 例えば家の掃除を徹底して線量が1/3になれば被曝も1/3になる
  • 壁の外側にある放射性物質も内側にあるものも被曝の「効果」としては同じ。できれば屋根も掃除するべき。
  • 放射性物質はくっついているので拭いてこすり取らなくてはいけない。
  • 今、魚が危ない
  • これから地下水が危ない。地下水を飲むくらいなら水道水を飲んだ方が良い
  • 日本の大人が真実を見ない、見る力が無くなった
  • 子供の健康を犠牲にして大人が金儲けをしたがっている
  • 日本の子供、日本の大地、日本の米を大事にする大人になるべき


 およそ1時間30分の講演の内、半分強の時間が原発と被曝に関する事、半分は武田氏の人生観、日本人観、地球温暖化は真っ赤なデマ等のお話でした。
 各地では講演の後、質疑応答の時間もあるようなのですが、本日は講演のみで質疑応答の時間はありませんでした。そのため残念ながら上記、「魚が危ない」の魚は国内産の事だけをさしているのか輸入物も危ないのか、「地下水」が一般に販売されているミネラルウォーターも含まれているのか確認することは出来ませんでした。(以下のブログで魚の問題などにも少し触れられています)

武田邦彦氏の関連リンクです。
武田邦彦(中部大学)ブログ
田邦彦ガリレオ放談(小学館オンライン/動画)


子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク
代表:太田茂樹さんのコメントを転載します

さすがに話題の人だけあり、こちらも多くの人が来場し立ち見も出るほどでした。
内容については
「この辺も結構汚染されている」とはっきりおっしゃっていて、
「安心です」の講演しか聞いていなかった人にとっては刺激的な内容だったのではないかと思います。
 仙南信用金庫なんていう固いところの講演会ですし。
終了後、先日つくった子どもたちの健康調査についてのチラシを白石の方々と一緒に出口でまくことが出来ました。
(どうもご苦労様でした) 
このチラシはサイトからもダウンロードできますのでぜひ多くの方の声を届けてください、よろしくお願いします。

皆さんも色々なご意見、こんな情報流したいなどお寄せください。
寒くなりましたのでどうぞ風邪などひかぬようお過ごしください。 

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