要望書に対する大河原町の回答

大河原町放射能問題連絡協議会(長谷川進会長)からの報告です。

◎要望書に対する町の回答が行われました 

去る1月16日(水))13時30分~14時15分、大河原町役場2階第4会議室において、当会から町に提出した「放射能問題の改善に関する要望書」に対する回答が行われました。
当日は、当会から役員6名(代表含む)と賛同議員3名(岡崎議員、堀江議員、枡議員)の9名が出席し、町からは、伊勢町長、総務課長、放射能対策室長、同次長、健康福祉課長、教育総務課長代理の6名が出席しました。

冒頭、伊勢町長からご挨拶があり、当会代表に対して回答書が手渡されました。その後、当会と町の出席者の紹介が行われ、続いて放射能対策室長より回答書の説明が行われました。
回答は、要望書12項目の全部に対して行われましたが、その内の主な回答と内容を以下にご紹介します。

  1.  健康調査として「ホールボディカウンターによる検査を検討している」
  2.  南小周辺部法面の除染について「法面を詳細に調査し、線量の高い部分については除染を行う」
  3.  ガラスバッチ(積算線量計)について「大学等が希望者に実施する場合は協力が可能である」
  4.  給食の全品目検査について「時間的に難しいので、今後、給食の全量検査を毎日実施していく方向で考えている」
  5.  放射線量の測定値について「地上5㎝についても公表を開始した」
  6.  野焼きについては、「法律で禁止されているので、広報等で周知する」
  7.  放射線量を「自力で測定困難な方については、ご要望があればこちらで測定する」

 当会から回答12項目中の不明な点等について質問が行われ、最後に代表から「回答書を持ち帰り検討する」ことを申し述べ、45分にわたる回答と説明を終了しました。(回答中の問題点や不明な点については、自主学習・検討会や役員会で検討する予定)尚、終了間際に、町側からガラスバッチの件に関し「大学との話しはそちらで進めてもらいたい」という要望があり、代表が「了解しました」と回答しました。

◎南小でガラスバッチに関する説明会が開催されます 
 町からの要望に基づき、代表が東北大学の吉田浩子先生に連絡をとった結果、1月30日(水)15時00分~15時40分に、役場2F第4会議室においてガラスバッチの取り組みに関する打ち合わせが行われました。
 出席者は、吉田浩子先生、伊勢町長、総務課長、放射能対策室長、同次長、教育総務課長代理、当会代表(長谷川)の7名でした。
打ち合わせの結果、ガラスバッチ(積算線量計)に関する説明会が下記により開催される運びとなりました。

日 時 平成25年2月18日(月)19時~20時
場 所 南小アッセンブリホール
説 明 吉田浩子先生(東北大学大学院講師)
出 席 保護者、先生、町当局、他、
ご案内 後日、行われる予定です。

◎第2回自主学習・検討会で、活発な議論・検討を行いました 
 去る1月27日(日)、午後2時から大河原町中央公民館第2会議室に29名が集い標記を開催しました。当日は会員の立場から伊勢町長が、また、賛同議員の岡崎議員、枡議員、万波議員が、そして須藤県議が参加されました。
 発言は要望書の回答12項目について多数の方から活発になされ、休憩も取らずに終了時刻の16時を30分もオーバーして続けられました。
スペースの関係上、発言内容を省略し、伊勢町長のご発言を簡略に紹介いたします。
①健康調査としてホールボディカウンターを使用して検査を行う。
②25年度予算で実施したい。経費一人12,000円の内6,300円を補助費として計上。対象は希望者で200人~300人。3月議会に提案したい。
③検査は1回で終わりでなく2年~3年後に2回目をやる。
④ホールボディカウンターは1台5,500万もするので、自前で購入せず他県や他市のものを利用したい。バス代120万円計上している。周知に2ケ月必要なので、実施は夏休みになる。等でした。

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